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菊の育て方地植えの基本とコツ|初心者でも長く楽しめる花の育て方菊の育て方

緑のある暮らし

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菊の花は秋の庭を彩る代表的な存在です。
自宅の庭に菊を地植えして毎年楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、初心者にとっては菊の地植え時期や地植えした菊の剪定のタイミング、寒い季節の菊の冬越しなど、わからないことが多いかもしれません。
じつは菊は寒さにも強く育てやすい多年草で、ポイントを押さえれば毎年きれいな花を咲かせることができます。
そのためには植え付けの適切な時期を見極め、環境に合ったお手入れをすることが大切です。
この記事では、菊を地植えで育てるための基本から、年間を通したお手入れ方法まで初心者にもわかりやすく解説します。

【この記事で分かること】

  • 菊を地植えで育てる前に知っておきたい植え付け時期と準備のポイント
  • 地植えに適した場所選び(環境条件)と土づくりのコツ
  • 菊を元気に育てる水やり・肥料・剪定など年間のお手入れ方法
  • 冬越し対策や病害虫予防など、毎年花を楽しむためのヒント

菊の地植えに適した時期と植え付け準備

まずは、菊を地植えするのに最適な時期と、植え付け前に準備しておきたいポイントについて解説します。
事前の準備をしっかり行うと、植え付け後の生育が順調になり、株が丈夫に根付きやすいです。

植え付けの適期:菊の地植えはいつがベスト?

菊の植え付けに適した時期は一般的に春(4~6月頃)です。
春先から初夏にかけて気温が安定し、根がよく伸びる季節に植えることで活着(根付き)がスムーズになります。
寒冷地では遅霜が終わってから、暖地でも真夏の直前までに植えましょう。
植え付け後に暑い夏や梅雨を迎える前に根を張らせておくと、その後の高温多湿も乗り切りやすくなります。

秋(9~10月)に苗が手に入る場合は、初秋の涼しくなった頃に植えましょう。
ただし、秋植えは植え付けから開花まで時間が短いため、根が十分に張らないまま開花期を迎えることがあります。
とくに寒冷地では冬までに十分成長できず枯れるリスクもあるため、初心者の方は春植えがおすすめです。
真夏(7~8月)の植え付けは高温ストレスで苗が弱りやすいので避けましょう。

植える場所の条件:日当たり・風通し・避けるべき環境

菊は日当たりの良い場所を好みます。
理想は1日少なくとも5~6時間以上直射日光が当ててください。
日照が不足すると茎がひょろ長く徒長したり、花付きが悪くなる原因になります。
ただし真夏の猛烈な暑さが続く地域では、午後の強い日差しを避け半日陰になる場所だと夏場の負担が軽減されます。
風通しの良さも重要なポイントで、空気がこもる場所では病気が発生しやすくなるため注意しましょう。

また、菊は短日植物といって、日照時間が短くなることで花芽が形成されます。
ポインセチアなども同じ仲間です。
夜に照明の明るい場所だと開花に必要な「暗い時間」が確保できず、花芽の形成が妨げられてしまいます。
そのため、街灯や玄関灯が一晩中当たる場所は避け、夜間しっかり暗くなる環境に植えるようにしましょう。

植え付け場所で避けたい環境
・ 日当たりが悪い場所(花付きが極端に悪くなります)
・ 風通しが悪い場所(蒸れて病気が発生しやすくなります)
・ 夜間照明が当たる場所(短日植物の菊は花芽形成が妨げられます)
・ 雨水が溜まりやすい低地や水はけの悪い土壌(根腐れの原因になります)

植え付け前の土づくり(ふかふかの土を用意)

菊は通気性があり水はけの良い土壌を好みます。
地植えの場合、植える場所の土をスコップでよく耕し、ふかふかの状態にしておきましょう。
粘土質で水はけが悪い土なら、あらかじめ川砂やパーライトを混ぜ込んで物理的に排水性を高めます。
逆に砂っぽく乾きやすい土なら、腐葉土や堆肥を2割ほど混ぜて保水力を補ってください。
菊は弱酸性~中性(pH6~7程度)の土を好むため、土質が強い酸性に偏っている場合は苦土石灰を少量まいて中和しておくと安心です。

元肥(植え付け前に施す肥料)も土づくりの段階で入れておきます。
完熟たい肥や腐葉土を混ぜ込む際に、市販の緩効性化成肥料を適量加えて全体に馴染ませましょう。
ただし肥料分が多すぎると苗が植え傷みしたり、茎葉ばかり茂って肝心の花付きが悪くなることがあります。
元肥は控えめにし、植え付け後の追肥で調整できるようにしておくのが一般的な目安です。

植え穴は苗の根鉢がすっぽり入る大きさに掘ります。穴の底にスコップ1杯ほど水を注いで湿らせておくと、植え付け後の根張りが良くなります。周囲の土は盛り土気味にしておくと、雨が降ったときも水がたまりにくく根腐れ防止に役立ちます。

植え付けの手順と株間の取り方

植え付けは涼しい時間帯(朝か夕方)に行いましょう。
まず購入したポット苗は植える直前にたっぷりと水を与え、根鉢全体に水分を行き渡らせておきます。
植え穴に苗をそっと入れ、周囲に掘り上げた土を戻しながら根と土を密着させます。
根鉢はあまり崩しすぎず、軽くほぐす程度でOK。
深さは、苗の地際(根元の茎が地表に出る部分)が周囲の地面と同じ高さになるように植え付けます。
土を戻したら手で優しく押さえ、苗がぐらつかないよう固定しましょう。

植え付け直後は、たっぷりと水やりをして土と根をなじませます。
ジョウロで株元にゆっくり水を注ぎ、十分に湿らせてください。
その後、地表をバークチップやワラなどでマルチングしておくと、土の乾燥防止と雑草避け、泥はね防止に有効です。

複数の苗を植える場合は株間(株と株の間隔)を十分に空けることも大切です。
庭植えの場合、小型のガーデンマムや小菊なら20~30cm程度、草丈の高い品種や大菊などは40~50cm程度の間隔を目安にしましょう。
菊は放っておくと株が年々大きく育ち広がっていくため、最初に余裕を持ったスペースを確保しておくと後々管理が楽です。

苗の選び方:丈夫な菊苗を見極める

良い苗を選ぶことも成功のカギです。
園芸店やホームセンターで苗を購入する際は、葉の色が濃い緑色で厚みがあり、茎がしっかり太く自立している苗を選びましょう。

元気な苗は全体にハリがあり、新芽もしっかりしています。
葉に斑点や変色がなく、アブラムシなど害虫が付いていないかもチェックしましょう。
反対に徒長してヒョロヒョロと間延びした苗や、下葉が黄ばんで落ちかけている苗は避けた方が無難です。

根の状態もポイントです。
ポットの底から白い根がたくさん出ている苗は根詰まり気味なので、できれば根鉢を崩さず植え替えてあげる必要があります。
購入時に可能であればポットから軽く抜いてみて、根が回りすぎていないか確認してみましょう(難しい場合は店員さんに相談してみてもOKです)。
適度に根が張っていて土が崩れない状態の苗が理想です。

なお、知人から株分け苗や挿し芽苗をもらった場合も基本的な選び方は同じです。
葉に元気があり茎がぐらつかないもの、根が白く健康なものを選定します。
植え付けた直後の苗は直射日光が強い時間帯に軽く寒冷紗(日よけ)で覆ってあげると根付きがより安定します。

菊の地植え後の育て方と年間お手入れ

ここからは、地植えした菊を健康に育て、毎年美しい花を咲かせるための具体的なお手入れ方法を解説します。
日々の水やりや肥料のタイミングから、摘芯・剪定のコツ、病害虫対策、冬越しの準備まで、年間を通じた管理ポイントを順に見ていきましょう。

水やりと日常の管理ポイント

地植えした菊は、鉢植えに比べると土が乾きにくく、一度根付いてしまえば極端に頻繁な水やりは必要ありません。
基本的には「土が乾いてからたっぷり」が水やりのコツです。
ただし、植え付け直後から根付くまでは土の表面が乾いていたら適宜水を与えましょう。

常に湿りっぱなしの状態にしてしまうと根に酸素が行き渡らず、根腐れの原因になりますので注意してください。

春~初夏の生育期は降雨も適度にありますが、真夏の高温期は土が乾きやすくなります。
つぼみができ始める夏〜秋にかけて水切れさせると花付きや花もちが悪くなるため、暑い時期は朝の涼しいうちに水やりをして土壌水分を保ちましょう。
反対に、梅雨時期は過湿による蒸れを防ぐため、雨が続くときは株元のマルチを敷き直して泥はねを防いだり、不要な下葉を間引いて風通しを確保します。

雑草取りなど日常の管理も大切です。
雑草が生い茂ると養分や水分を奪われたり病害虫の温床にもなるため、見つけ次第こまめに抜き取りましょう。
また、夏場に茎葉が茂ってきたら、内部の込み合った小枝や葉を適宜間引いて風通しを良くします。
枯れた葉や花がら(咲き終わった花)は放置せず、その都度摘み取ってください。
とくに終わった花に湿気がこもると灰色かび病などのカビ病を招きやすいので注意が必要です。

肥料の与え方:元肥と追肥のタイミング

菊は適度に肥料を与えることで花付きが良くなります。
植え付け時に元肥を施した場合は、次の肥料(追肥)を与えるまで1か月ほど間隔を空けましょう。
春から秋の生育期間中は、3月~10月頃まで月に1回程度、緩効性タイプの化成肥料を株元に追肥するのが一般的です。
緩効性肥料でゆっくり効かせておけば施肥の手間も少なくて済みます。

追肥のポイントは、生育初期~つぼみができる前まではチッ素・リン・カリのバランスの取れた肥料を、開花期が近づいたらリン成分の多い肥料に切り替えることです。
リンは花芽の形成を助けるため、開花直前にはリン分多めの肥料を与えると花付きが向上します。市販の「開花促進」などと表示された肥料を活用すると良いでしょう。
一方、チッ素(窒素)成分が多すぎる肥料は茎葉ばかり繁って花付きが落ちる原因となるため注意が必要です。

即効性の液体肥料を使う場合は、薄めの液肥を週1回程度、水やり代わりに与えても構いません。
ただし暑い真夏や開花直前期は肥料切れ気味なくらいの方が花持ちが良くなるとも言われます。
真夏の追肥は控えめにし、様子を見ながら調整しましょう。
花が咲き終わった後(晩秋)には、お礼肥として緩効性肥料や有機肥料を少量与えておくと、株が弱りにくく翌年も元気に芽吹きやすくなります。

摘芯(ピンチ)と剪定:花数を増やすコツ

菊の摘芯(てきしん)とは、生長してきた芽の先端を摘み取る作業です。
先端を摘むことで脇芽の成長が促され、枝数が増えて結果的に付く花の数も多くなります。
一般的な秋咲きの菊の場合、基本植え付け当年であれば初夏までに1~2回摘芯しましょう。
まず植え付け苗が高さ10~15cmほどに育った段階で、茎の先端を指先でつまんで1cm程度折り取ります(これを「芽摘み」や「ピンチ」と呼びます)。
そうすると約2~3週間後には下の葉の付け根から脇芽(側枝)が複数伸びてきます。

脇芽がある程度育ち葉を4~5枚ほど展開したら、必要に応じて2回目の摘芯を行ってください。
最初の摘芯で出てきたたくさんの側枝のうち、勢いの良い枝を数本残し、他の弱い枝は根元から間引きます。
同時に、残した側枝の先端を軽く摘み取っておくと、更に枝分かれして株全体がこんもりと茂ります。

摘芯の作業は遅くとも7月上旬までに終えるのが目安です。
あまり遅い時期まで繰り返すと秋の開花に間に合わなくなるため注意しましょう。
逆に「大菊」といわれるような一輪咲きの大きな花を楽しみたい場合は摘芯をせず、主枝一本立ちにして頂点のつぼみだけを育てる方法もあります。
どの枝を残しどのつぼみを摘むかで開花時期や花姿を調整することもできますが、初心者の方はまず基本的な摘芯で株を充実させ、たくさんの花を咲かせる方法に取り組んでみるとよいでしょう。

剪定(せんてい)という言葉には広い意味がありますが、菊の場合は主に「切り戻し」と「整枝」の作業を指します。
切り戻しとは花後などに茎を短く切り詰めること、整枝とは混み合った枝葉を間引いて形を整えることです。
成長期には不要な茎葉を取り除いて風通しを良くし、日当たりを確保する整枝を随時行いましょう。
そして花が一通り咲き終わったら、株元から約10cmの高さで茎をばっさり切り戻します。
この切り戻し剪定によって株がコンパクトになり、冬越ししやすくなるとともに翌春の新芽の発生が促されます。

支柱立てと倒伏防止の対策

地植えで菊を育てていると、秋に花が咲く頃には茎が大きく育ち、高さや花の重みで倒れやすくなる品種もあります。
せっかくの花が地面について傷んでしまわないよう、必要に応じて支柱立てを行うと良いでしょう。
草丈が30~40cmを超えてきた段階で、株の周囲に細い園芸支柱を3本ほど等間隔に立て、園芸用テープやひもで茎を軽く囲むように固定します。
株全体を囲えるリング支柱(円形の支え枠)を利用するのも便利です。
支柱は台風シーズン前に立てておくと、風雨への備えとして安心できるでしょう。

支柱を立てる際のコツは、茎にきつく結び付け過ぎないことです。
成長に合わせて茎が太くなるため、ゆるめに8の字結びで固定すると良いでしょう。
また、茎同士や葉同士が重なり合っていると、そこから病気が発生しやすくなります。
適宜ひもで広げて間隔を持たせ、風通しと日当たりを確保してあげると株元まで健康に育ちます。

このように倒伏(植物が倒れること)を防ぐ対策をしておけば、大きな花が咲く品種でも花壇で美しい姿を維持できます。
とくに背の高い大菊や、豪華な八重咲き品種などは花が重くなりがちですので、早め早めの支柱設置を心がけましょう。
低く茂るタイプのガーデンマムや矮性品種の場合は支柱不要な場合も多いですが、状況に応じて枝が地面につきそうなものだけ支柱で支えるようにすると安心です。

病害虫対策:発生しやすいトラブルと予防

菊は比較的育てやすい花ですが、それでも油断すると病気や害虫の被害を受けることがあります。
代表的な害虫はアブラムシ(芽先や蕾に群生して汁を吸う小さな虫)、ハダニ(葉の裏に発生して汁を吸うダニの仲間)、アザミウマ(スリップスとも呼ばれ花弁を傷つける小昆虫)などです。
新芽や葉裏に小さな虫がついていたら、早めに取り除きましょう。
葉ごと摘み取ったり、水で洗い流したり、市販のスプレー式殺虫剤を使って駆除します。
アブラムシは放置するとウイルス病を媒介する恐れもあるため見つけ次第対処を行いましょう。

病気では、梅雨時期以降に葉に白い粉をふいたようになるうどんこ病、葉裏に白いブツブツとした胞子ができ表面に淡黄色の斑点が出る白さび病、咲き終わった花弁が茶色く腐って灰色のカビが生える灰色かび病などが発生することがあります。
これらはカビ(真菌)による病気で、多湿環境や風通しの悪さが一因です。
普段から株間を詰めすぎないようにし、葉が茂りすぎたら適宜すかして風通しを良くして予防しましょう。
また、雨の後などは葉に泥がはねて病原菌が付着しやすいため、前述のマルチングで泥はねを防止する工夫も有効です。

もし病気の症状が出ている葉や茎を見つけたら、その部分は早めに切り取って処分しましょう。
摘み取った病葉は庭に放置せずビニール袋に入れて燃えるゴミなどに出し、周囲に菌が広がらないようにします。
症状が広がっている場合は市販の殺菌剤を散布する方法もありますが、初期段階で患部を除去して風通しと日当たりを改善すれば拡大を食い止められる場合も多いです。

病害虫予防のポイント

菊は株間にゆとりを持たせ、風通し良く育てることが最大の予防策です。
葉が重なり合わないよう剪定し、込み入った茂みは適宜間引きましょう。
肥料の与えすぎも軟弱な茎葉を繁らせ病害虫を呼び込みます。
適度な栄養管理を心がけ、アブラムシなど害虫は早めに駆除して被害を最小限に留めます。

冬越しの方法:寒さから菊を守るには

秋に美しく咲いた菊も、冬になると地上部は枯れて休眠状態に入ります。
地植えの菊は基本的に耐寒性が高く、屋外でそのまま越冬可能です。
ただし、冬に向けて適切な処置をすると翌年の生育がより安定するので覚えておきましょう。
まず、花が終わった後の剪定です。
開花が一段落したら株元から約10~15cmのところで茎をばっさり切り詰めます(切り戻し剪定)。
茎を低く切り戻すことで、株のエネルギー消耗を抑え、越冬をスムーズにします。
切り戻した後、株元に落ちている枯れ葉や花がらは全て取り除きましょう。
不要な葉や枝は病気の元になるので、冬に持ち越さないようにすることが肝心です。

冬越しの準備として、寒さが本格化する前に株元にマルチングを施します。
菊の根は地中深く張っていますが、地表近くに新芽の芽点がある場合もあります。
霜柱や乾燥から守るために、株の根元に腐葉土やワラなどを厚めに敷き詰めておきましょう。
こうすることで土の温度変化が緩やかになり、厳冬期でも根が凍結しにくくなります。
とくに寒冷地や雪が積もる地域では、ワラ敷きに加えて寒冷紗や不織布で株全体をゆるく覆ってあげると防寒対策は万全です。

冬の間は菊の地上部は枯れて休眠していますので、水やりや肥料は基本的に必要ありません。
自然降雨や土の湿り気が適度にあれば問題なく、新芽が動き出すまではそのまま乾燥気味に管理します。
ただし、冬場に極端に乾燥してカラカラに土がひび割れるような場合は、凍結しない日の暖かい日中に少量だけ水を与えてください。
凍った土に水をやるのは逆効果なので避けます。

こうして冬を越した菊は、春になって気温が上がると株元から新芽が芽吹いてきます。
冬に敷いたワラや防寒材は、霜の心配がなくなる頃に取り除いて、新芽に日が当たるようにします。
芽吹きが始まったら、また春の生長サイクルに合わせて肥料や水やりを再開しましょう。

なお、同じ場所で何年も育てていると株が大株になりすぎたり、土中の養分が偏って生育が鈍ることがあります。
2~3年に一度を目安に、春先の新芽が出る頃に株分け(株を掘り上げて株元で分割し、植え直す)を行うと株の更新ができます。
植え替えをするときは新しい培養土を使い、古い根や土を適度に入れ替えてリフレッシュしてあげましょう。
株分けすることで株が若返り、また元気に開花するようになります。

冬越し後の注意

春に新芽が出始めたら、遅霜(晩春の霜)に当たらないよう注意しましょう。
せっかく動き出した芽が霜で傷むと開花が遅れたり最悪枯死することがあります。
寒の戻りがある地域では、不織布カバーを手元に用意しておき、冷え込む予報の日は夜間に株を覆って保護すると安心です。

菊を地植えで育てるポイントを押さえておけば、毎年秋には見事な花を楽しむことができます。
初心者の方でも、適切な時期に植え付けとお手入れを行えば菊はしっかり応えてくれるはずです。
ぜひ今回紹介したコツを参考に、秋の庭を彩る菊栽培にチャレンジしてみてください。

適度に手をかけつつも、庭に根付いた菊の逞しさを感じながら、季節ごとの変化を楽しんでいきましょう。

【まとめ】菊の育て方を地植えで成功させる

菊は多年草で扱いやすく、植え付け時期と環境づくりを外さなければ毎年しっかり咲いてくれます。
基本は、春の植え付け、日当たりと風通しの確保、水はけの良い土づくり、メリハリのある水やりと肥料、そして摘芯・剪定と支柱で姿を整えることです。
病害虫は早期発見・早期対処、冬は切り戻しとマルチングで乗り切る――この流れを押さえれば、菊の育て方を地植えで着実に成功へ近づけられるでしょう。

  • 植え付けは4~6月中心、秋植えは寒冷地では控えめに
  • 日当たり5~6時間以上、夜間照明が直接当たらない場所を選ぶ
  • 腐葉土や堆肥で改良し、水はけ重視の土づくりを行う
  • 水やりは「乾いたらたっぷり」、梅雨は蒸れ対策を優先
  • 追肥は生育期に月1回程度、開花前はリン多めを意識
  • 摘芯は初夏までに1~2回、花後は株元10cm目安で切り戻す
  • 背が伸びる品種は早めに支柱、台風前に再点検
  • アブラムシ・ハダニ・カビ病は早期対応と風通し改善で予防
  • 冬はマルチングで保温し、休眠中は乾き気味に管理

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