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花壇に鉢植えを置く注意点と通気排水を守る安全な設置方法解説

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花壇が小さくて「地植え」が難しい、あるいは猫のトイレ対策に鉢植えを使いたい──そんなとき、花壇に鉢植えを置くことでおしゃれに見せたり掃除を楽にしたりできます。ただ「プランターを直置き」することで起こりやすい「通気性の悪化」「排水不良」「害虫の温床」といった問題もあるのが正直なところです。
この記事では、花壇に鉢植えを置くときに知っておきたい注意点から、レンガやスタンドを使った置き方、おしゃれな寄せ鉢・ハンギングのアイデアまで、ズボラ志向のあなたでも実践しやすい方法をまとめました。

「花壇に鉢植えを置くのは本当に大丈夫?」「猫よけや虫対策と、植物の健康や見た目をどう両立させればいいの?」と迷っているあなたに向けて、メリットとデメリット、そしてズボラでも続けやすい管理のコツをできるだけわかりやすく解説していきます。

【この記事で分かること】

  • 鉢植えを直置きしたときの通気性・排水性問題と対策
  • 猫よけや害虫対策としての鉢植え利用のポイント
  • レンガやプランタースタンドで鉢を浮かせる効果と方法
  • 寄せ鉢やハンギングで花壇をおしゃれに変えるアイデア
  1. 花壇に鉢植えを置くときの注意点と問題
    1. プランター直置きのデメリット
      1. 鉢底穴が塞がるとどうなる?
      2. 害虫・病気の温床になりやすい
      3. 根が地面に張りすぎる問題
      4. 直置きが向くケースと向かないケース
    2. 鉢植えと猫よけ対策の考え方
      1. 猫にとって「居心地の悪い花壇」にする
      2. トゲトゲマットやグッズとの組み合わせ方
      3. 鉢の高さと配置で「バリケード」をつくる
      4. 匂いや音に頼りすぎない
    3. 花壇の土と砂利の上の違い
      1. 花壇土の上に置く場合の特徴
      2. 砂利の上に置く場合の特徴
    4. レンガやフラワースタンド活用
      1. レンガで「とりあえず浮かせる」
      2. フラワースタンドで高さとおしゃれ感をプラス
      3. 木製スノコやラックを使うときの注意
    5. ガーデニング初心者向け注意点
      1. 古い土の使い回しは慎重に
      2. 花壇の土づくりも忘れずに
      3. 水やり・置き場所・安全面に気を付けて
  2. 花壇に鉢植えを置くおしゃれなアイデア
    1. 小さな庭で寄せ鉢を楽しむ
      1. 寄せ鉢を始める簡単3ステップ
      2. 色と素材を「なんとなく」揃える
      3. 通路や玄関前を「小さな庭」に変える
    2. 半地植えで水やりをラクに
      1. 半地植えの基本のやり方
      2. メリットとデメリットを理解しておく
    3. ハンギングプランターの取り入れ方
      1. ハンギングに向く場所・向かない場所
      2. ハンギングならではの管理のコツ
    4. 寄せ鉢で鉢植えのレイアウト術
      1. フォーカルポイントを決める
      2. 動線とメンテナンス性を意識する
    5. 【まとめ】花壇に鉢植えを置くために知っておくこと

花壇に鉢植えを置くときの注意点と問題

ここでは、何も考えずに鉢植えを花壇土の上に置いたとき起きやすいトラブルや、注意すべき点を具体的に解説します。単に「良くないらしい」で終わらせず、なぜ良くないのか、どう工夫すれば安心して置けるのかまで踏み込んでお話しします。

プランター直置きのデメリット

鉢植えを地面に直置きすると、まず真っ先に問題になるのが排水性と通気性の低下です。鉢底には水抜き用の穴がありますが、その穴が花壇の細かい土粒で塞がれると、余分な水が鉢の外へ抜けにくくなります。水はけが悪くなると鉢の中が常に湿った状態になり、根が呼吸できず、いわゆる根腐れを起こしやすくなってしまいます。

鉢底穴が塞がるとどうなる?

水やりのたびに鉢底からスムーズに水が抜けていれば、鉢の中は「適度な湿り」と「空気」のバランスが保たれます。しかし、直置きで穴が塞がれると、水は一度に抜け切らず、鉢底に水たまりのような層ができてしまいます。そこに常に水が溜まっている状態が続くと、根は酸素不足になり、細い新しい根からだんだん弱っていきます。

さらに、過湿な状態が続くと、土の中の微生物バランスも崩れがちです。嫌気性の菌が増えると、土から独特の酸っぱいような匂いが出てくることもあります。
「最近なんだか土の匂いが変…」と感じたら、直置きによる排水不良が起きていないか疑ってみてください。

農業分野でも、作物を健全に育てるためには排水性の確保がとても重要とされています。例えば農研機構の研究では、土壌の排水性を高めることで根の伸びや収量アップに繋がることが示されています。(出典:農研機構「全層心土破砕機カットブレーカー」研究成果)規模は違っても、鉢植えや花壇でも考え方は同じで「水が溜まりっぱなしにならない環境を作る」のがポイントです。

害虫・病気の温床になりやすい

鉢底と地面の隙間は、ナメクジ・ダンゴムシ・ワラジムシなど、湿った暗い場所が大好きな虫たちにとって快適な空間です。直置きにすると、そこが「常設マンション」のようになってしまい、気づいたら鉢の下にびっしり…ということも珍しくありません。

こうした虫の多くは、落ち葉や枯れた根を食べる「分解者」でもありますが、数が増えすぎると若い芽や柔らかい根をかじってしまうこともあります。また、長く湿った状態が続くと、カビや病原菌も増えやすくなります。土の表面に白いカビがふわっと生えてきたり、黒っぽいカビがうっすら見え始めたら要注意です。

鉢を直置きすると、排水性低下+湿気+暗さが重なり、害虫とカビが発生しやすい「三重苦」ゾーンになりがちです。

根が地面に張りすぎる問題

元気な植物ほど、根はどんどん外へ伸びていきます。鉢底穴から花壇の土に届くと、そこで栄養や水をたっぷり吸えるため、植物にとっては快適そのもの。ただし、その状態でしばらく放置すると、鉢と花壇の根が一体化してしまい、いざ「場所を移したい」と思ったときに大変です。

無理に鉢を持ち上げると、花壇側に伸びていた太い根がブチっと切れてしまい、結果的に株が一気に弱ることもあります。特にバラやクレマチス、宿根草の一部など、根の力が強い植物では、半年〜一年もそのままにしておくと、ほぼ地植えと同じ状態になってしまうこともあります。

直置きが向くケースと向かないケース

とはいえ、どんな場合でも直置きが絶対NGというわけではありません。
例えば、

  • 雨が少ない地域で、むしろ乾燥が気になる
  • 短期間(1〜2か月だけ)季節の鉢を置いて楽しむ
  • 鉢と花壇両方に同じ植物が生えており、半地植え前提で管理する

といった条件で、かつ定期的に鉢の様子を見られるなら、工夫しながら直置きするのも選択肢です。ただ、その場合も「時々鉢を持ち上げて下をチェックする」「必要なら場所をずらす」など、手をかけ続ける前提になります。ズボラ寄りの私としては、やはり次の章でお話しするように、基本は「浮かせて置く」スタイルをおすすめしています。

鉢植えと猫よけ対策の考え方

花壇に鉢植えを置く理由で多いのが「近所の猫にトイレにされるから何とかしたい」というお悩みです。ふわふわの土は猫にとって最高のトイレ環境なので、何も対策をしないとどうしても狙われがち。ここでは、鉢植えをうまく使って猫よけをしつつ、花壇の景観も守る考え方をまとめます。

猫にとって「居心地の悪い花壇」にする

猫は、

  • 掘りやすい柔らかい土
  • 安心して排泄できる、見通しの良いスペース
  • 邪魔なものが少なく、足裏が痛くない場所

を好みます。
つまり、これらの条件を崩してあげれば「ここはちょっと嫌だな」と思ってくれる可能性が高くなります。

鉢植えを使う場合は、花壇全体をびっしり埋めるというよりも、猫が歩き回る動線に沿って、適度な間隔で鉢やスタンドを並べるのがおすすめです。足の踏み場が減ることで「ここでは落ち着いて掘れないな」と感じてくれます。

トゲトゲマットやグッズとの組み合わせ方

100円ショップなどで売られているトゲトゲマット(猫よけマット)は、花壇の土の上に敷くだけで簡単に使えて便利です。ただ、見た目が少し無機質になりやすいのが悩みどころ。
そこで、

  • トゲトゲマットを通路側や被害が多い場所にだけ敷く
  • その上や周りに鉢植えを置いて視線をそらす
  • 鉢の色や植物のボリュームでマットを自然に隠す

と、猫よけしつつ花壇の印象も保ちやすくなります。トゲが大きすぎると猫が大きくジャンプして通過しようとするので、鉢との距離も少し工夫して、飛び越えにくい配置にしてあげると効果的です。

鉢の高さと配置で「バリケード」をつくる

猫よけを狙うなら、背の高い鉢やプランタースタンドをうまく活用して「バリケードライン」を作るのがコツです。
例えば、

  • 花壇の手前に中〜大鉢を並べて壁のようにする
  • 境界線には細長いプランターを連結して置く
  • スタンドで高さを出し、その下のスペースも別の鉢で埋める

など。猫が「わざわざここを通りたくない」と感じるような、ごちゃっとしたゾーンを作るイメージです。ただし、あまり詰め込みすぎると今度はあなた自身の作業性が落ちてしまうので、メンテナンス導線はしっかり確保しておきましょう。

匂いや音に頼りすぎない

市販の猫よけスプレーや超音波タイプのグッズもありますが、匂いに敏感な猫とそうでない猫がいたり、風向きや雨で効果が薄れたりと、どうしても「絶対効く」とは言い切れません。また、超音波や強い匂いのアイテムは、ご近所さんや飼っているペット、人間にとってもストレスになることがあります。

その点、鉢植えをうまく配置する方法は、視覚的・物理的に「ここは使いづらい場所」に変えていくやり方なので、周囲への影響が少ないのがメリットです。猫よけはひとつの方法に頼り切らず、「鉢の配置+マット+軽い匂い対策」などを組み合わせると成功しやすくなります。

花壇の土と砂利の上の違い

鉢を置く場所として、花壇の土の上と砂利の上では、植物に与える影響がかなり違います。それぞれのメリット・デメリットを整理しておくと「我が家の環境ならどこに置くのがベターか」が判断しやすくなります。

花壇土の上に置く場合の特徴

花壇の土の上は、見た目としては自然でなじみやすく「鉢+地植え」を一体感のある景色として楽しめるのが魅力です。
ただし、

  • 雨や水やりの水がそのまま鉢の下に溜まりやすい
  • 土の粒が鉢底穴に入り込み、排水を妨げる
  • 常に湿った状態になり、ナメクジやダンゴムシが集まりやすい

といったリスクがあります。特に粘土質で水はけが悪い花壇だと、鉢自体がいつも冷たく湿った状態になりがちで、根腐れやカビの原因になりやすいです。

砂利の上に置く場合の特徴

一方、砂利の上は水が抜けやすく、鉢底の穴が塞がりにくい環境です。鉢底から抜けた水は砂利のすき間に流れ込んでくれるので、鉢の中に水が溜まりにくくなります。また、鉢と地面の接触面積が少ないので、風が通りやすく、鉢下の湿気もこもりにくいです。

ただ、その反面、夏場は地表温度がかなり高くなりやすいというデメリットもあります。黒い砂利やコンクリートの上だと、日差しを強く吸収して照り返しが発生し、鉢の側面がじわじわと温められてしまいます。水やりの頻度も増えがちなので、ズボラさんには少し負担に感じるかもしれません。

項目花壇の土の上砂利の上
排水性悪くなりがち(過湿リスク)良好(ただし乾きやすい)
通気性鉢底が詰まりやすい鉢底に空気が通りやすい
害虫ナメクジ・ダンゴムシが集まりやすい比較的少なめだがゼロではない
地温適度〜やや低め夏に高温になりやすい
見た目ナチュラルで地植えと馴染むスッキリ・モダンな印象

どちらに置くにしても、「鉢の底に空間をつくる」ことが最優先です。土の上でも砂利の上でも、レンガや鉢台、スノコを使って2〜3cm程度鉢を浮かせるだけで、排水と通気性はぐっと改善されます。この2〜3cmという数字も、あくまで一般的な目安なので、鉢の大きさや環境に合わせて調整してくださいね。

レンガやフラワースタンド活用

「直置きは良くないのはわかったけれど、じゃあ具体的にどう置けばいいの?」という疑問に答えてくれるのが、レンガやフラワースタンドといった「鉢を浮かせるアイテム」です。ここでは、ズボラでも扱いやすい組み合わせや選び方を紹介します。

レンガで「とりあえず浮かせる」

一番手軽なのは、ホームセンターや100円ショップでも手に入るレンガやコンクリートブロックを使う方法です。鉢の四隅、もしくは円形なら三点で支えるようにレンガを置き、その上に鉢をのせるだけ。これだけで通気性・排水性はかなり改善されます。

レンガを選ぶときは、

  • 凹凸が少なく、鉢がグラつかない形
  • 雨に濡れてもすぐに乾きやすい素材
  • 花壇全体の雰囲気に合う色味(赤レンガ・グレーなど)

を意識すると、実用性と見た目の両方を満たしやすくなります。

フラワースタンドで高さとおしゃれ感をプラス

アイアン製や木製のフラワースタンドは、鉢をしっかり浮かせつつ、立体的なレイアウトを作るのにぴったりです。背の高いスタンドに主役になる鉢を置き、その足元や段差に小さな鉢を組み合わせれば、簡単に「寄せ鉢コーナー」が完成します。

選ぶときのポイントは、

  • 屋外使用OKの塗装や素材かどうか(サビ・腐食対策)
  • 脚が細すぎず、ぐらつきにくい安定感があるか
  • 置きたい鉢のサイズ・重量に耐えられるか

の3つ。特に風の強いベランダや、子ども・ペットがいる家庭では、耐荷重と安定性を最優先にしてくださいね。

鉢を下から支えるアイテム選びに迷ったら、ズボラの憧れで詳しく解説している鉢植えの下に敷いて虫と湿気を防ぐ方法も参考にしてみてください。

木製スノコやラックを使うときの注意

木製スノコや木製ラックも、鉢をまとめて浮かせるのに便利なアイテムです。ただし、常に濡れたり土が触れたりする場所に置くと、腐食やカビが進みやすくなります。
できれば、

  • 防腐処理済みの屋外用を選ぶ
  • 直接地面にベタ置きせず、レンガなどで少し浮かせる
  • 一年に一度は状態をチェックし、傷んだ部分は交換する

といったお手入れをしてあげると安心です。ズボラさんは「最初に少し良いものを選んで、あとは楽をする」方針でいきましょう。

ガーデニング初心者向け注意点

最後に、花壇に鉢植えを置くときに「ここだけは押さえておきたい」初心者向けの注意点をまとめます。少し意識するだけで、手間もトラブルもぐっと減らせます。

古い土の使い回しは慎重に

「鉢を片付けたら土が余ったから、そのまま次の鉢に…」というのは、初心者さんあるあるです。でも、長期間使った土は、

  • 団粒構造が崩れて細かい粉状になり、水はけ・通気性が悪くなっている
  • 前の植物が栄養分を使い切ってしまい、肥料成分が不足している
  • 病原菌や害虫の卵、コガネムシの幼虫などが潜んでいる可能性がある

といった問題を抱えていることが多いです。そのまま使うと、新しく植えた植物がなんとなく元気がない、根が張らない、病気が出る…といったトラブルの原因になりがちです。

古い土を再利用するなら、ふるいで根やゴミを取り除き、日光消毒や、専用の「土の再生材」を使って性質を整えてからにしましょう。土づくりに関しては、詳しく掘り下げた鉢植えに水が染み込まない原因と土づくりも参考になると思います。

花壇の土づくりも忘れずに

鉢植えを花壇に置くと、どうしても鉢の中の土だけに意識が向きがちですが、鉢の下にある花壇の土も同じくらい大事です。
花壇の土がカチカチに固くなっていると、

  • 鉢底から抜けた水がそこで滞留してしまう
  • 半地植え気味になった根が伸びにくくなる
  • 表面にコケやカビが生えやすくなる

といった問題が起きやすいです。定期的にスコップで軽く耕したり、腐葉土や堆肥を混ぜ込んでふかふかにしてあげると、鉢にも花壇にも良い影響があります。

土や肥料、薬剤の使用量は、あくまでパッケージに記載されている「一般的な目安」を守ってください。入れすぎると、かえって植物にダメージを与えることがあります。

水やり・置き場所・安全面に気を付けて

花壇に鉢を置くと、どうしても「花壇への水やりついでに、鉢にもシャワーでジャーッ」とやりたくなります。ただ、鉢のサイズや用土、植物の種類によって必要な水分量は大きく変わります。夏場の西日が強い場所では、一日に何度か様子を見る必要がある一方で、半日陰の花壇では2〜3日に1回で十分なこともあります。

また、鉢やスタンドを高く積み上げる場合は、地震や強風で倒れないように、重心の位置や固定方法も意識しておきましょう。子どもやペットがいるご家庭では、通路のすぐ横に背の高いスタンドを置かないなど、安全面も忘れずに考えてあげてくださいね。

花壇に鉢植えを置くおしゃれなアイデア

ここからは「どう置くか」で花壇の雰囲気をガラッと変えるためのアイデア編です。ズボラでも続けやすい寄せ鉢や半地植え、ハンギングなどを組み合わせて、あなただけの小さな庭を作っていきましょう。

小さな庭で寄せ鉢を楽しむ

スペースが限られた小さな庭や花壇でも、寄せ鉢を活用すれば一気に「おしゃれガーデン感」を出せます。寄せ鉢とは、複数の鉢をひとつのコーナーにまとめて配置し、ひとつの景色として見せるテクニックのことです。植え替えや移動も楽なので、ズボラさんとの相性もばっちりです。

寄せ鉢を始める簡単3ステップ

  1. お気に入りの鉢を3〜5個選ぶ(サイズや素材はある程度揃える)
  2. 「主役」「脇役」「足元を埋める子」と役割分担を決める
  3. 奥行きが出るように、高低差を意識して並べる

例えば、主役には背の高いバラやオリーブ、脇役には中くらいの草花足元には這うように広がるグラウンドカバーやハーブを選ぶと、簡単に立体感が生まれます。

色と素材を「なんとなく」揃える

寄せ鉢で失敗しにくくするコツは、鉢の素材や色をざっくり揃えることです。
例えば、

  • テラコッタ系でまとめてナチュラルな雰囲気に
  • 白やグレーの陶器鉢でシンプル&モダンに
  • ブリキや黒いプランターでクールな印象に

というように「テーマ」をひとつ決めておくだけで、植物の種類が多少バラバラでも全体としてまとまりやすくなります。

通路や玄関前を「小さな庭」に変える

花壇が作れない場所でも、寄せ鉢なら大丈夫です。玄関前のちょっとしたスペースや、砂利敷きの一角、物置の前など、今はただの「空きスペース」になっている場所を、小さな寄せ鉢コーナーに変えてみると、暮らしの景色が一気に変わります。

鉢が増えてきたら「このあたりは春の花ゾーン」「ここはハーブゾーン」と、テーマごとに寄せ鉢を分けてあげるのも楽しいですよ。

半地植えで水やりをラクに

「毎日の水やりが正直しんどい…」というあなたにおすすめなのが、鉢植えを花壇の上に置いて育てる「半地植え」です。鉢を地面に軽く埋めたり、鉢底穴から花壇の土に根を伸ばさせることで、地面の水分も使えるようにし、水やりの頻度を減らすテクニックです。

半地植えの基本のやり方

  1. スリット鉢や不織布ポットなど、根が外に伸びやすい鉢を用意する
  2. 鉢底石を入れず、直接培養土と苗を植える
  3. 花壇の土の上に置く(または1/3ほど埋める)
  4. 最初の1〜2週間は通常どおり水やりをする
  5. 根が花壇の土に届いたら、様子を見ながら水やり頻度を調整する

こうすることで、鉢の中の根と花壇の土の根が繋がり、乾燥しがちな夏場でも、地面の水分をうまく利用しながら育ってくれるようになります。

メリットとデメリットを理解しておく

半地植えの大きなメリットは、

  • 水やりの頻度を減らせる(特に真夏に助かる)
  • 地植えほど暴れず、鉢の大きさで成長をコントロールできる
  • 夏だけ花壇で楽しんで、オフシーズンは鉢ごと移動…といった使い方ができる

といった点です。一方で、

  • 長期間そのままにすると、根ががっつり地中に張って鉢が動かせなくなる
  • 花壇の土に病気や害虫がいると、それが鉢にも移りやすい
  • 鉢を持ち上げるときに根を傷つけるリスクがある

というデメリットもあります。

半地植えにした鉢は、数か月に一度でいいので、必ず軽く持ち上げてみてください。持ち上がらないくらい根が絡んでいたら、無理に引きはがさず、シャベルで周囲の根を切るなど慎重に作業しましょう。

ハンギングプランターの取り入れ方

花壇まわりをさらに立体的に見せてくれるのが、フェンスや壁を活かしたハンギングプランターです。地面に余裕がなくても、空間をうまく使えば、ぐっと「庭らしさ」がアップします。

ハンギングに向く場所・向かない場所

ハンギングを設置するなら、

  • ある程度の日当たりがある壁面やフェンス
  • 玄関脇や通路の目線の高さ
  • 雨をある程度避けられる軒下

などがおすすめです。強風がまともに当たる場所や、人が頻繁に頭をぶつけそうな位置は避けましょう。また、重量がかかるので、フックや金具の耐荷重を必ず確認してください。

ハンギングならではの管理のコツ

ハンギングプランターは、地面よりも乾きやすく、風の影響も受けやすい環境です。
そのため、

  • 保水性の高い用土を使う(腐葉土や保水材を少しプラス)
  • 水が一気に流れ出てしまわないよう、ゆっくりたっぷり水やりする
  • 夏場は西日が直撃しない場所に移動する

といった工夫が必要です。鉢植え向けの花の中でも、ペチュニアやゼラニウム、アイビー類など、吊るしても見栄えが良い品種を選ぶと、ハンギングならではの「垂れる姿」を楽しめます。

寄せ鉢で鉢植えのレイアウト術

最後に「寄せ鉢をどんな風にレイアウトすれば、花壇全体が素敵に見えるのか?」という視点でまとめていきます。ここが分かると、一気に「写真に撮りたくなる庭」に近づきますよ。

フォーカルポイントを決める

レイアウトの最初の一歩は「一番目立たせたい場所(フォーカルポイント)」を決めることです。例えば、

  • 小さなベンチやチェアの横
  • 玄関ドアの片側
  • 小道のカーブした先

など、「視線が自然と集まりやすい場所」を主役の鉢置き場にします。そこに背の高い鉢や、鮮やかな花色の鉢を配置し、その周りを脇役の鉢で囲んでいくイメージです。

動線とメンテナンス性を意識する

寄せ鉢に夢中になっていると、ついつい鉢を詰め込みすぎてしまいがちです。でも、あとから水やりや剪定をするときに「奥の鉢に手が届かない!」「ホースが引っかかる!」となると一気にストレスになります。

レイアウトするときは、

  • 自分が通るルートに、最低でも足ひとつ分のスペースを残す
  • 頻繁に触る鉢(ハーブや野菜など)は手前に置く
  • あまり手をかけない宿根草や低木は奥のほうに配置する

といった工夫をしておくと、あとがぐっと楽になります。

寄せ鉢で育てる植物選びに迷ったら、プランター向きの野菜や花も紹介しているプランター向きの作物選びもチェックしてみてください。

【まとめ】花壇に鉢植えを置くために知っておくこと

花壇に鉢植えを置くときは「通気性・排水性」「害虫・猫よけ」「見た目と動線」の3つをバランスよく整えることがポイントです。直置きは手軽ですが、鉢底穴が塞がりやすく、害虫やカビの温床にもなりがちなので、レンガやスタンドで少し浮かせるのを基本にすると安心です。

さらに、寄せ鉢やハンギング、半地植えなどを組み合わせていくと、限られたスペースでも季節ごとの変化を楽しめる花壇になります。ズボラでも続けやすい一番のコツは「完璧を目指さず、気になるところから少しずつ整えていくこと」です。

この記事で紹介した方法や数値は、あくまで一般的な目安であり、実際には地域の気候や土質、使っている鉢や植物の種類によって最適なやり方が変わります。正確な情報や最新の基準については、各自治体や公的機関・メーカーなどの公式サイトもあわせてご確認ください。また、土壌改良や薬剤の使用など専門性の高い判断が必要な場面では、最終的な判断はお近くの園芸店や専門家にご相談いただくことをおすすめします。

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